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攣
ふりがな文庫
“攣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つ
52.4%
ちぢ
9.5%
ひ
9.5%
よ
9.5%
ちゞ
4.8%
ひき
4.8%
ひそみ
4.8%
ふる
4.8%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つ
(逆引き)
羞
(
はずか
)
しさで唇までが
引
(
ひ
)
き
攣
(
つ
)
って言うことを聴かないように思えた、「私、あなたを愛してますわ。どうしてあんなに私を
苛
(
いじ
)
めるの?」
大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
攣(つ)の例文をもっと
(11作品)
見る
ちぢ
(逆引き)
赤い
攣
(
ちぢ
)
れた髪毛が額に迫り、その下で紅と栗との軟い顔がほつとり上気してゐる。黒く澄んだ、
黄楊
(
つげ
)
の葉の目が、やさしく、ただしシニカルでありたさうに折々見上げる。
夭折した富永太郎
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
攣(ちぢ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひ
(逆引き)
そうすると腹の中へ行って
俄
(
にわか
)
に沸騰して胃を
膨脹
(
ぼうちょう
)
させるから直ぐ癒る。吃逆は筋肉が
攣
(
ひ
)
き
釣
(
つ
)
るのだから反対に膨脹させるのが一番だ。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
攣(ひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
よ
(逆引き)
潭
(
ふち
)
が深くて、
渉
(
わた
)
れないから、崖に
攣
(
よ
)
じ上る。矢車草、車百合、ドウダンなどが、
栂
(
つが
)
や白樺の、
疎
(
まば
)
らな木立の下に、もやもやと茂っている。
白峰山脈縦断記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
攣(よ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ちゞ
(逆引き)
さうしてまた歌手の方へすつかり氣を奪られやうな樣子で、此方へは、頸の上で長く
攣
(
ちゞ
)
れてゐる眞黒な髮をした頭だけを見せてゐた。
氷島の漁夫:01 氷島の漁夫
(旧字旧仮名)
/
ピエール・ロティ
(著)
攣(ちゞ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひき
(逆引き)
著者ポール氏自らかの孤児院に往きてその一人を
延見
(
ひきみ
)
しに普通の白痴児の容体で額低く歯やや
反
(
そ
)
り
出
(
で
)
動作軽噪時々歯を鳴らし下顎
攣
(
ひき
)
つる
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
攣(ひき)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひそみ
(逆引き)
多分、モスコオ芸術座の
攣
(
ひそみ
)
に倣つたのでせうが、これは甚だ考ふべきことで、御承知の通り、欧羅巴と日本とは国情も違ひ、欧羅巴では、見物は、劇場へ半分手をたたきに行くのです。
新劇の観客諸君へ
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
攣(ひそみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふる
(逆引き)
三、
攣
(
ふる
)
える手
妖影
(新字新仮名)
/
大倉燁子
(著)
攣(ふる)の例文をもっと
(1作品)
見る
攣
漢検1級
部首:⼿
23画
“攣”を含む語句
痙攣
引攣
痙攣的
胃痙攣
拘攣
攣痙
攣筋
攣縮
痙攣性
痙攣風
“攣”のふりがなが多い著者
村井弦斎
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
ギ・ド・モーパッサン
三上於菟吉
小島烏水
南方熊楠
大倉燁子
アントン・チェーホフ
佐左木俊郎
三遊亭円朝