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拘攣
ふりがな文庫
“拘攣”の読み方と例文
読み方
割合
こうれん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうれん
(逆引き)
擦
(
す
)
りあかめたまぶちに、厳しく
拘攣
(
こうれん
)
する唇、またしても濃い睫毛の下よりこぼれでる涙の
雫
(
しずく
)
は流れよどみて日にきらめいた。
あいびき
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
發したるは我手中の銃にして、黒く數石を染めたる血に
塗
(
まみ
)
れて我前に横れるは我友なり。われは喪心者の如く凝立して、
拘攣
(
こうれん
)
せる五指の間に
牢
(
かた
)
く拳銃を
攫
(
つか
)
みたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
九月十一日は
小雨
(
こさめ
)
の降る日であった。鎌倉から勝三郎の病が
革
(
すみやか
)
だと報じて来た。勝久は腰部の
拘攣
(
こうれん
)
のために、寝がえりだに出来ず、便所に往くにも、人に抱かれて往っていた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
拘攣(こうれん)の例文をもっと
(6作品)
見る
拘
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
攣
漢検1級
部首:⼿
23画
“拘”で始まる語句
拘
拘泥
拘引
拘束
拘留
拘々
拘禁
拘薩羅
拘係
拘儒
“拘攣”のふりがなが多い著者
アンリ・ド・レニエ
イワン・ツルゲーネフ
近松秋江
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
幸田露伴
森鴎外