“拘禁”の読み方と例文
読み方割合
こうきん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身の危険をも感じないではなかったが、今となってはもうどうにもならない。一行六人は、牢獄のなかに拘禁こうきんされているのも同然の姿だった。
東京要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)
献策書は、郎党の手から景行の手許へ渡ったかどうか、それも分らず、彼は約ふた月ばかり、陣地に拘禁こうきんされていた。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一部において中止せねばならなくなっている事実(微罪不検挙の事実、東京並びに各都市における無数の売淫婦が拘禁こうきんする場所がないために半公認の状態にある事実)