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拘々
ふりがな文庫
“拘々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こう/\
50.0%
くく
25.0%
こうこう
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こう/\
(逆引き)
政治上の罪は世人の
羨
(
うらや
)
むところと聞けど我は之を喜ばず、
一瞬時
(
いちじ
)
の利害に
拘々
(
こう/\
)
して、空しく抗する事は、余の為す
能
(
あた
)
はざるところなればなり。
我牢獄
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
拘々(こう/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
くく
(逆引き)
今代芸術
(
きんだいげいじゅつ
)
の一大
弊竇
(
へいとう
)
は、いわゆる文明の潮流が、いたずらに芸術の士を駆って、
拘々
(
くく
)
として随処に
齷齪
(
あくそく
)
たらしむるにある。裸体画はその好例であろう。都会に
芸妓
(
げいぎ
)
と云うものがある。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
拘々(くく)の例文をもっと
(1作品)
見る
こうこう
(逆引き)
然れども文法に
拘々
(
こうこう
)
たる後世の歌人皆此文法違犯を襲用して却て平常の事とするはさすがに此便利なる語を棄つるに忍びざるなるべし。
万葉集を読む
(旧字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
拘々(こうこう)の例文をもっと
(1作品)
見る
拘
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
々
3画
“拘”で始まる語句
拘
拘泥
拘引
拘束
拘留
拘攣
拘禁
拘薩羅
拘係
拘儒
“拘々”のふりがなが多い著者
山路愛山
北村透谷
正岡子規
夏目漱石