トップ
>
引攣
ふりがな文庫
“引攣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひきつ
80.0%
ひっつ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきつ
(逆引き)
赤黄色いラムプの片明りの中に刻一刻と蒼白く、痛々しく
引攣
(
ひきつ
)
れて行く福太郎の顔面表情を、息を殺して、胸をドキドキさせながら凝視していた。
斜坑
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
半面紅に染んだ顔は、恐ろしい苦痛に
引攣
(
ひきつ
)
って、カッと見開いた眼には次第に死の影が拡がるのです。
銭形平次捕物控:066 玉の輿の呪い
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
引攣(ひきつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ひっつ
(逆引き)
皆口を開いて歯を
露
(
あら
)
わし、眼を光らして、笑っているように見えながら、へんに真剣な、
引攣
(
ひっつ
)
った顔をしていた。
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
引攣(ひっつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
攣
漢検1級
部首:⼿
23画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出
“引攣”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
久生十蘭
岡本かの子
夢野久作
野村胡堂