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尸
ふりがな文庫
“尸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しかばね
42.3%
しがい
19.2%
かばね
19.2%
し
15.4%
かたしろ
3.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかばね
(逆引き)
翌、周の定王の十年、晋・楚の大軍が
邲
(
ひつ
)
の地に戦い、楚軍は大いに敗れた。此の戦で、襄老は戦死した上、
尸
(
しかばね
)
を敵に取られて了った。
妖氛録
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
尸(しかばね)の例文をもっと
(11作品)
見る
しがい
(逆引き)
そこで岸へ這いあがっていると一つの
尸
(
しがい
)
が流れてきた。それは自分の
伴
(
つ
)
れていた
従僕
(
げなん
)
の少年の
屍
(
しかばね
)
であった。陳は力を出して引きあげたが、もう死んでいた。
西湖主
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
尸(しがい)の例文をもっと
(5作品)
見る
かばね
(逆引き)
輝かしき凡人にてはあらざりけり
元暦
(
げんりやく
)
元年の春の雪
粟津
(
あはづ
)
の原に消えたれど首は六條の河原にさらされ
尸
(
かばね
)
は原に
埋
(
うづ
)
めたれど名は末代に殘りけり
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
尸(かばね)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
し
(逆引き)
晏子
(
あんし
)
が
莊公
(
さうこう
)
の
尸
(
し
)
に
伏
(
ふ
)
し、
之
(
これ
)
を
哭
(
こく
)
して
禮
(
れい
)
を
成
(
な
)
し
然
(
しか
)
る
後
(
のち
)
去
(
さ
)
るに
方
(
あた
)
つて、
豈
(
あ
)
に
所謂
(
いはゆる
)
(七二)
義
(
ぎ
)
を
見
(
み
)
て
爲
(
な
)
さざるは
勇
(
ゆう
)
無
(
な
)
き
者
(
もの
)
邪
(
か
)
。
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
尸(し)の例文をもっと
(4作品)
見る
かたしろ
(逆引き)
これに反して奥は地位は高いが、特定の祭神もなく、五祀の祭典のあと、その
尸
(
かたしろ
)
を迎えて形式的な祭をなすに過ぎない。
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
尸(かたしろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“尸”の意味
《名詞》
(しかばね、かばね)死(し)んだ人の体。死体。死骸。
(しかばね、かばね)(部首)尸冠。
(出典:Wiktionary)
尸
漢検1級
部首:⼫
3画
“尸”を含む語句
尸者
僵尸
尸位素餐
毘婆尸仏
尸羅迷伽
走尸
行尸走肉
竺刹尸羅
死尸
横尸
拘尸那
得叉尸羅
伊尸耆利山
尸童
尸祝
尸沙罪
尸棄仏陀
尸棄
太陰積尸
僧伽婆尸沙
“尸”のふりがなが多い著者
司馬遷
山東京山
饗庭篁村
南方熊楠
蒲 松齢
下村湖人
作者不詳
中島敦
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
北村透谷