“粟津”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あわづ76.9%
あはづ23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
粟津明神の裏に立つと、谷間にかかる滝が眼の下に見え、秋になると紅葉が美しいので、城下から見物に来る者も少なくなかった。
失蝶記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
粟津で、むかし、木曾義仲を射とめた石田判官為久という人は、わが家の御先祖だと、父から聞いておりました」
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
輝かしき凡人にてはあらざりけり元暦元年の春の雪粟津の原に消えたれど首は六條の河原にさらされは原にめたれど名は末代に殘りけり
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
粟津が原の習々たる青嵐も今日のごとく電車の響のためにその自然の諧音を亂されなかつたであらう。
湖光島影:琵琶湖めぐり (旧字旧仮名) / 近松秋江(著)