失蝶記しっちょうき
紺野かず子さま。 この手記はあなたに読んでもらうために書きます。こういう騒がしい時勢であり、私は追われる身の一所不住というありさまですから、あるいはお手に届かないかもしれません。また、終りまで書くことができるかどうかもわかりませんが、もしお …
作品に特徴的な語句
いら あか かたき とき かくま がき 家中かちゅう とら 撃鉄うちがね こす のん なぎさ 癸亥みずのとい 膳立ぜんだ かなめ 上方かみがた 下緒さげお 主計かずえ 井桁いげた いささ 今上きんじょう 介添かいぞえ 仔細しさい おっ 仰臥ぎょうが 俯向うつむ 兵庫ひょうご 動顛どうてん 単衣ひとえ うまや 可笑おか 吃驚びっくり 合点がてん 吉川きっかわ つぶや のろ 和尚おしょう とが うわさ ささや ふさ 塵除ちりよ 天狗てんぐ 太刀たち 姥沢うばざわ 寝衣ねまき がけ 常陸ひたち おび 恢復かいふく たし 手甲てっこう 手許てもと こぶし つか 提灯ちょうちん 攘夷じょうい 斬夷ざんい 旅嚢りょのう 暢気のんき あずさ まき 樹立こだち 歪曲わいきょく 死躰したい 母屋おもや 沐浴もくよく 河鯊はぜ 泡立あわだ 混沌こんとん 溜息ためいき くぐ つぶ 灌木かんぼく 焚木たきぎ 無慚むざん 煽動せんどう ちん 狼狽ろうばい 狼藉ろうぜき しわ 磯部いそべ 禁裡きんり 私怨しえん まれ 粟津あわづ くわ まと わな ののし 美濃みの はら 股立ももだち