“撃鉄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひきがね33.3%
うちがね33.3%
げきてつ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして銃身の撥条バネ墨汁すみで塗ったヒューズと取り換えておいたのです。……ですから撃鉄ひきがねを引いても落ちやしないんです。この通りです
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
袋から、血だらけな頬白ほおじろを、(受取ってくれたまえ。)——そういって、今度は銃を横へ向けて撃鉄うちがねをガチンと掛けるんだ。
古狢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
……然るのち、撃鉄げきてつをあげて……それ、こうして狙いをつける。……頭を、もちっとうしろへ引く!……その手を適当にのばす。……そう、よろしい。