“撃方”の読み方と例文
読み方割合
うちかた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、今さらうしろから撃ってみても、どうにもならぬことを知ると、大尉はついに撃方うちかたはじめを命じませんでした。
怪塔王 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「おい撃方うちかたやめろ!——俺等は誰のためにこんなことをしてるんだい!」
パルチザン・ウォルコフ (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
「うむ、たしかに、にげるつもりだ。——おい、新田、撃方うちかたやめ。今よりわが大空艇は、丸木艇を追いかける。速度をあげるから、すこし気もちがわるくなるかもしれん。みな、しんぼうするのだぜ」
火星兵団 (新字新仮名) / 海野十三(著)