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撃攘
ふりがな文庫
“撃攘”の読み方と例文
読み方
割合
げきじょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げきじょう
(逆引き)
加うるに江南以東の富力を擁し、充分、両国の疲弊をうかがってこれへ大挙して来たものとすれば、これは容易なことでは
撃攘
(
げきじょう
)
できまい
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たゞ一婦人の身を以て兵を起し城を
屠
(
ほふ
)
り、
安遠侯
(
あんえんこう
)
柳升
(
りゅうしょう
)
をして征戦に労し、
都指揮
(
としき
)
衛青
(
えいせい
)
をして
撃攘
(
げきじょう
)
に
力
(
つと
)
めしめ、都指揮
劉忠
(
りゅうちゅう
)
をして
戦歿
(
せんぼつ
)
せしめ、山東の地をして一時
騒擾
(
そうじょう
)
せしむるに至りたるもの
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「そうむきになるなよ、おれは貴公の説を蒙味と云ったのじゃない、誰をもさして云ったんじゃない、むやみに
夷狄
(
いてき
)
を討てという、理非を弁ぜずただ夷狄を
撃攘
(
げきじょう
)
しろという説は蒙昧だというんだ」
新潮記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
撃攘(げきじょう)の例文をもっと
(5作品)
見る
撃
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
攘
漢検1級
部首:⼿
20画
“撃”で始まる語句
撃
撃剣
撃沈
撃鉄
撃殺
撃柝
撃墜
撃方
撃滅
撃破
“撃攘”のふりがなが多い著者
吉川英治
幸田露伴
山本周五郎