“げきじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
撃攘41.7%
激情41.7%
劇場16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞ一婦人の身を以て兵を起し城をほふり、安遠侯あんえんこう柳升りゅうしょうをして征戦に労し、都指揮としき衛青えいせいをして撃攘げきじょうつとめしめ、都指揮劉忠りゅうちゅうをして戦歿せんぼつせしめ、山東の地をして一時騒擾そうじょうせしむるに至りたるもの
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ほとばしる激情げきじょう! われをわすれて駕籠の戸にすがりつき、僧形の人の手をとると、僧も黙然もくねんとして手をとられ、ゆらりと駕籠のそとに立った。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
このおじょうさまが、ちょうど劇場げきじょうにきて、むすめおどりをていられましたが、おどりばかりでなく、このむすめがたいそうにいられました。
初夏の空で笑う女 (新字新仮名) / 小川未明(著)