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夷狄
ふりがな文庫
“夷狄”の読み方と例文
読み方
割合
いてき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いてき
(逆引き)
シナや日本のような東洋の君子国にとっては、汽船と同様に西洋型帆船もかつてはすべて「
夷狄
(
いてき
)
」のものでしかなかったのだから。
黒船前後
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
官吏ともあろうものが
夷狄
(
いてき
)
の
輩
(
ともがら
)
を引いて皇帝陛下の謁見を許すごときは、そもそも国体を汚すの罪人だというような言葉を書きつらね
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
北は、
北狄
(
ほくてき
)
とよぶ
蒙古
(
もうこ
)
に境し、東は、
夷狄
(
いてき
)
と称する熱河の山東方面に隣するまで——旧袁紹治下の全土を完全に把握してしまった。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夷狄(いてき)の例文をもっと
(37作品)
見る
“夷狄(
四夷
)”の解説
四夷(しい)あるいは夷狄(いてき)は、古代中国で中華に対して四方に居住していた異民族に対する総称(蔑称)である。四夷は漢民族(漢人)側から周辺の他民族への呼び名(蔑称)とするのが一般的だが、近年の研究(謝小東の遺伝子調査を含める)の結果、これまで考えられてきた漢民族の定義自体が名目上(中国的正統主義による考え)であった可能性が出てきている。
(出典:Wikipedia)
夷
漢検準1級
部首:⼤
6画
狄
漢検1級
部首:⽝
7画
“夷狄”の関連語
外夷
夷蛮
蛮夷
異域
諸蛮
“夷狄”で始まる語句
夷狄視
検索の候補
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