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股立
ふりがな文庫
“股立”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ももだち
64.7%
ももだ
25.0%
もゝだち
7.4%
ももた
1.5%
ももひき
1.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ももだち
(逆引き)
小倉の袴の
股立
(
ももだち
)
を取って、
朴歯
(
ほおば
)
の下駄をはいて、本郷までゆく途中、どうしてもかの三崎町の原を通り抜けなければならない事になる。
三崎町の原
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
股立(ももだち)の例文をもっと
(44作品)
見る
ももだ
(逆引き)
その武士たちは
袴
(
はかま
)
の
股立
(
ももだ
)
ちを高く取り、抜き身の槍を立て、畳をガンギに食い違えに積み、往来を厳重に警衛しているのである。
幕末維新懐古談:19 上野戦争当時のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
股立(ももだ)の例文をもっと
(17作品)
見る
もゝだち
(逆引き)
(十太夫は袴の
股立
(
もゝだち
)
を取り、權次と一緒にお菊の死骸を上手の井戸に沈める。播磨は立ち寄つて井戸をのぞく。鐘の声。)
番町皿屋敷
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
股立(もゝだち)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
ももた
(逆引き)
ねじ鉢巻に
股立
(
ももた
)
ちとって、手馴れの短槍小脇にしながら気色ばんで駈け出そうとした、老神主を鋭ぐ呼びとめると、静かに言ったことでした。
旗本退屈男:08 第八話 日光に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
股立(ももた)の例文をもっと
(1作品)
見る
ももひき
(逆引き)
其処
(
そこ
)
にも
此処
(
ここ
)
にも毎夜のように
辻斬
(
つじぎり
)
とて容易に人を斬ることがあって、物騒とも何とも
云
(
い
)
うに云われぬ、
夫
(
そ
)
れから
袴
(
はかま
)
の
股立
(
ももひき
)
を
取
(
とっ
)
て進退に都合の
好
(
い
)
いように趣向して
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
股立(ももひき)の例文をもっと
(1作品)
見る
股
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“股”で始まる語句
股
股引
股肱
股倉
股間
股火
股旅
股引下
股旅者
股栗
検索の候補
襷股立
“股立”のふりがなが多い著者
上司小剣
山本周五郎
三上於菟吉
木下杢太郎
吉川英治
作者不詳
直木三十五
内田魯庵
佐々木味津三
島崎藤村