“股立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ももだち64.7%
ももだ25.0%
もゝだち7.4%
ももた1.5%
ももひき1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小倉の袴の股立ももだちを取って、朴歯ほおばの下駄をはいて、本郷までゆく途中、どうしてもかの三崎町の原を通り抜けなければならない事になる。
三崎町の原 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
その武士たちははかま股立ももだちを高く取り、抜き身の槍を立て、畳をガンギに食い違えに積み、往来を厳重に警衛しているのである。
(十太夫は袴の股立もゝだちを取り、權次と一緒にお菊の死骸を上手の井戸に沈める。播磨は立ち寄つて井戸をのぞく。鐘の声。)
番町皿屋敷 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
ねじ鉢巻に股立ももたちとって、手馴れの短槍小脇にしながら気色ばんで駈け出そうとした、老神主を鋭ぐ呼びとめると、静かに言ったことでした。
其処そこにも此処ここにも毎夜のように辻斬つじぎりとて容易に人を斬ることがあって、物騒とも何ともうに云われぬ、れからはかま股立ももひきとって進退に都合のいように趣向して
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)