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『三崎町の原』
ふりがな文庫
『
三崎町の原
(
みさきまちのはら
)
』
十一月の下旬の晴れた日に、所用あって神田の三崎町まで出かけた。電車道に面した町はしばしば往来しているが、奥の方へは震災以後一度も踏み込んだことがなかったので、久振りでぶらぶらあるいてみると、震災以前もここらは随分混雑しているところであったが …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「不同調」1928(昭和3)年3月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
忌
(
いや
)
廉
(
やす
)
俄
(
にわか
)
剥
(
は
)
咬
(
か
)
巷
(
ちまた
)
朴歯
(
ほおば
)
殆
(
ほとん
)
殊
(
こと
)
泛
(
うか
)
確
(
たしか
)
股立
(
ももだち
)
迂濶
(
うかつ
)
追
(
お
)
首縊
(
くびくく
)
麹町
(
こうじまち
)