“股間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こかん81.8%
またぐら18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、どんなすきがあったのだろうか、学士は両手を大尉の股間こかんにグッと落とすと、無我夢中になって大尉の急所をつかんだのだった。
恐しき通夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
一つの面白い、しかも極めて簡単な実験は、頭をさかさにして股間こかんから見馴れた平凡な景色をのぞいて見る事である。
されば神戦巻第一図に何の木をもまとわず、縁日で買った蛇玉をあぶり、また股間またぐら癤腫ねぶとを押しつぶして奔り出す膿栓のうせん同様螺旋状で進行する蛇が見えたは科学者これを何と評すべき。
上て引せけるに曲者はこゝぞと思ひ滑々ずる/\と引出す處を半四郎は寢返ねがへりをする體にて曲者のくび股間またぐらはさみ足をからみて締付しめつけけるに大力だいりき無雙ぶさうの後藤にしめ付られて曲者はものを云事もかなはずたゞ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)