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滑々
ふりがな文庫
“滑々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すべすべ
52.9%
すべ/″\
11.8%
ぬらぬら
11.8%
かつかつ
5.9%
すべ/\
5.9%
ずる/\
5.9%
ぬめぬめ
5.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すべすべ
(逆引き)
所で、その鉢というのが、相当目方のある上に
滑々
(
すべすべ
)
していて扱い悪い代物と来ている。手をかける所は縁以外にはない。
赤い手
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
滑々(すべすべ)の例文をもっと
(9作品)
見る
すべ/″\
(逆引き)
足の
形
(
かたち
)
でも
腰
(
こし
)
の
肉付
(
にくつき
)
でも、または
胴
(
どう
)
なら
乳
(
ちゝ
)
なら胸なら肩なら、
總
(
す
)
べて
何處
(
どこ
)
でもむツちりとして、
骨格
(
こつかく
)
でも
筋肉
(
きんにく
)
でも
姿勢
(
しせい
)
でも
好
(
よ
)
く
整
(
とゝの
)
ツて
發育
(
はついく
)
してゐた。
加之
(
それに
)
肌
(
はだ
)
が
眞
(
ま
)
ツ
白
(
しろ
)
で
滑々
(
すべ/″\
)
してゐる。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
滑々(すべ/″\)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぬらぬら
(逆引き)
と小法師の
擡
(
もた
)
げた顔の、鼻は
鉤形
(
かぎなり
)
に
尖
(
とが
)
つて、色は
鳶
(
とび
)
に
斉
(
ひと
)
しい。
青黒
(
あおぐろ
)
く、
滑々
(
ぬらぬら
)
とした
背膚
(
せはだ
)
の
濡色
(
ぬれいろ
)
に、星の影のチラ/\と
映
(
さ
)
す
状
(
さま
)
は、
大鯰
(
おおなまず
)
が
藻
(
も
)
の花を
刺青
(
ほりもの
)
したやうである。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
滑々(ぬらぬら)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
かつかつ
(逆引き)
光
(
ひかり
)
滑々
(
かつかつ
)
たる先生の禿げ頭で、これまた後頭部のあたりに、
種々
(
しょうしょう
)
たる
胡麻塩
(
ごましお
)
の髪の毛が、わずかに
残喘
(
ざんぜん
)
を保っていたが、大部分は
博物
(
はくぶつ
)
の教科書に画が出ている
駝鳥
(
だちょう
)
の卵なるものと相違はない。
毛利先生
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
滑々(かつかつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
すべ/\
(逆引き)
侍医は
怯々
(
びく/\
)
もので言つて、円い
滑々
(
すべ/\
)
した頭を下げた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
滑々(すべ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
ずる/\
(逆引き)
上て引せけるに曲者は
爰
(
こゝ
)
ぞと思ひ
滑々
(
ずる/\
)
と引出す處を半四郎は
寢返
(
ねがへ
)
りをする體にて曲者の
首
(
くび
)
を
股間
(
またぐら
)
へ
挾
(
はさ
)
み足を
緘
(
から
)
みて
締付
(
しめつけ
)
けるに
大力
(
だいりき
)
無雙
(
ぶさう
)
の後藤に
締
(
しめ
)
付られて曲者は
言
(
もの
)
を云事も
叶
(
かな
)
はず
只
(
たゞ
)
眼
(
め
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
滑々(ずる/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぬめぬめ
(逆引き)
青黒い
滑々
(
ぬめぬめ
)
したあの長細い
体
(
からだ
)
が、
生
(
い
)
き
縄
(
なわ
)
の様に眼の前に伸びたり縮んだりするのは、見て居て気もちの好いものではない。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
滑々(ぬめぬめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
滑
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
々
3画
“滑”で始まる語句
滑
滑稽
滑川
滑車
滑石
滑稽味
滑走
滑稽本
滑脱
滑稽談
“滑々”のふりがなが多い著者
三島霜川
徳冨蘆花
橘外男
ギルバート・キース・チェスタートン
作者不詳
蘭郁二郎
モーリス・ルヴェル
佐左木俊郎
泉鏡花
薄田泣菫