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怯々
ふりがな文庫
“怯々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おずおず
33.3%
びくびく
20.0%
びく/\
20.0%
おどおど
13.3%
きょうきょう
13.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おずおず
(逆引き)
すると、そこに何事か異常なものが予期されてきて、二人の顔に、なかば
怯々
(
おずおず
)
とした生色が這い上っていった。法水は静かに云った。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
怯々(おずおず)の例文をもっと
(5作品)
見る
びくびく
(逆引き)
唄を聴き、舞を眺めていた呉羽之介は、やがて苦しいような顔をして手にしていた盃を下に
措
(
お
)
き赤面を感じたように
怯々
(
びくびく
)
と、二人の客を盗み見ました。
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
怯々(びくびく)の例文をもっと
(3作品)
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びく/\
(逆引き)
事によつたら陳列所の品物全部を、根こそぎ買ひ取らうとでも言ひ出しはしなからうかと思つて、内心
怯々
(
びく/\
)
ものでゐた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
怯々(びく/\)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
おどおど
(逆引き)
ところが、不思議なことには、勝ち誇ったはずの博士からは、依然神経的なものが去らずに、妙に
怯々
(
おどおど
)
した不自然な声で云うのだった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
怯々(おどおど)の例文をもっと
(2作品)
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きょうきょう
(逆引き)
ただ国境の守りに
怯々
(
きょうきょう
)
たる事なかれ主義の男です。——あんな者に労を費やすよりは、むしろ南方の
呉国
(
ごこく
)
孫策
(
そんさく
)
の勢力こそ用うべきでありましょう。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
怯々(きょうきょう)の例文をもっと
(2作品)
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怯
漢検準1級
部首:⼼
8画
々
3画
“怯々”で始まる語句
怯々然
“怯々”のふりがなが多い著者
橘外男
小栗虫太郎
三上於菟吉
徳冨蘆花
薄田泣菫
山本周五郎
久生十蘭
吉川英治