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おずおず
ふりがな文庫
“おずおず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
怖々
45.8%
怯々
20.8%
恟々
20.8%
恐々
8.3%
恐怖
4.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怖々
(逆引き)
生娘の彼女が
怖々
(
おずおず
)
した貞節さで身にまとっていた理想主義の覆面から、彼女の真の性質がのぞき出してきた。
ジャン・クリストフ:10 第八巻 女友達
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
おずおず(怖々)の例文をもっと
(11作品)
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怯々
(逆引き)
茶を
汲
(
く
)
んで来た御部屋坊主は、常々直弼に愛されている男であったが、今朝は人が違ったように
怯々
(
おずおず
)
して、天目を進める手は見えるほど震えていた。
城中の霜
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
おずおず(怯々)の例文をもっと
(5作品)
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恟々
(逆引き)
恟々
(
おずおず
)
と少しずつ
潜戸
(
くぐり
)
の方へ身を動かして行きながらも、
頻
(
しき
)
りと誰かをさがすように、浪人たちの休息している本堂のほうを濡れた眼で見ているのだった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おずおず(恟々)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
恐々
(逆引き)
奥様が
御気色
(
ごきしょく
)
の悪い日には旦那様は
密
(
そっ
)
と御部屋へ行って、
恐々
(
おずおず
)
御傍へ寄りながら
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
おずおず(恐々)の例文をもっと
(2作品)
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恐怖
(逆引き)
ちと、
恐怖
(
おずおず
)
の形で、先ず玄関を
覗
(
のぞ
)
いて、書生が燈下に読書するのを見て、またお邪魔に、と頭から遠慮をして、さて、先生は、と尋ねると、前刻御外出。
奥様
(
おくさん
)
は、と云うと、少々御風邪の気味。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おずおず(恐怖)の例文をもっと
(1作品)
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