“こわ/″\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
怖々52.9%
恐々41.2%
怕々5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一日いちじつに二三回位怖々こわ/″\ながらためしてゐるうちに、うやら、ウエーバーと同じ様になりさうなので、急に驚ろいて已めにした。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
恐々こわ/″\熊の脊中を撫でて見ますと、いかにも温順おとなしくジッとして居りますから、思い切って熊の脊中へしっかり取付き、一生懸命神々を念じながら目をねむって居りますと
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ゆきちがへに三すけ此處こゝきたる白銀臺町しろかねだいまち相違さういなくたづねあてゝ、のみすぼらしきにあね肩身かたみおもひやりて、勝手口かつてぐちより怕々こわ/″\のぞけば、れぞしかとかまどまへしたるおみね
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)