“おそる/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
怕々50.0%
恐々50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は、微かに震へる指先きで盃を撮んで怕々おそる/\に唇を近づけた。
熱い風 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
僕は恐々おそる/\頭を上げて見た。広々とした大洋が向うの下の方に見える。その水はインクのやうに黒い色をしてゐる。僕は直ぐにヌビアの地学者の書いたものにあるマレ・テネブラルムを思ひ出した。
うづしほ (新字旧仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)