“姉”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ねえ53.5%
あね38.5%
あねえ2.6%
1.6%
あんね1.0%
ねい0.6%
ねへ0.6%
0.3%
ねね0.3%
ひと0.3%
(他:2)0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“姉”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸43.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)15.2%
文学 > 日本文学 > 戯曲6.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ねえや、こえ、こえ。)といいながらだるそうに手を持上げてその蓬々ぼうぼうと生えた天窓あたまでた。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
にんじん——違うよ、ねえさん、そんなことをいうと頭がこんぐらかるじゃないか。僕のいうブルタスと姉さんのとは別物だよ。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
あねさんも弱虫だなあ。東京から来て大尽のおやしきに、褄を引摺ひきずっていたんだから駄目だ、意気地はねえや。」
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
二竈ふたつべッつい大鍋おおなべの下をたきつけていた、あねさんかぶりの結綿ゆいわたの花嫁が返事をすると、
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あかねあねえも三四人、鬱金うこん婆様ばさまに、菜畠なばたけ阿媽かかあまじって、どれも口を開けていた。
妖術 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「そっちのあねえは話せそうだな。うんや、やっぱりお座敷ござなくづらだ。変な面だな。はははは、トおっしゃる方が、あんまり変でもねえ面でもねえ。」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
えやん、っちゃん、おかあん、はよおいでんか、あほめ、見えへんがな、すわらんか、などわいわいわめいている。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
えさん、察して下さい。正月が来るのに、わたしは実はふんどし一本買う銭もない。」
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
あんねえ、何んでも構わん、四五人木遣きやりいて来い。」
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「何うだ、あんねえ、これだけじゃ。」
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「ぢや、ねいさんは何方どちらすきだとおつしやるの」と、妹は姉の手を引ツ張りながら、かほしかめてうながすを、姉は空の彼方あなた此方こなたながめやりつゝ、
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
「三ちゃんもねいやとやってごらんなさいな。」
(新字新仮名) / 島崎藤村(著)
素通りもなるまいとてずつと這入るに、たちまち廊下にばたばたといふ足おと、ねへさんお銚子と声をかければ、お肴は何をと答ふ
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
たかはあきれてりきちやん大底たいていにおしよといへども、なにいのさ、これはおまへにこれはねへさんに
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
寄宿生らに最も好かれていた助修道女には次のような人々がいた。サント・ウーフラジー、サント・マルグリット姉、まだ幼いサント・マルト姉、いつも皆を笑わせる長い鼻を持ったサン・ミシェル姉。
「なあ、ねね、この犬どうなるんだ。」
防雪林 (旧字旧仮名) / 小林多喜二(著)
ねね、ここば讀んでけれや。」
防雪林 (旧字旧仮名) / 小林多喜二(著)
その人の上に二人の姉があって生存しているが、どういう訳でか、そのひとたちは生家へ帰っていて別に再婚しようともしない。
芳川鎌子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
妹の順礼 そやつてんねや。さきからまだ一里とも来やせぬわ。
南蛮寺門前 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
妹の順礼 何の、んねや。京の都には海があるもんかの。
南蛮寺門前 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
あの波止場ハトバを、此発動機のアネさんの様な、巡航汽船が出てから、もう三時間も経つてゐる。
雪の島:熊本利平氏に寄す (新字旧仮名) / 折口信夫(著)