“從姉妹”のいろいろな読み方と例文
新字:従姉妹
読み方割合
いとこ83.3%
いとこどうし16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
從姉妹(いとこ)たちも、まだ母親の處に呼ばれてゐなかつた。イライザは、帽子を被(かぶ)り、温かい庭着(ガーデン・コート)を着て、彼女の家禽(かきん)の處に行つて餌(ゑ)をやらうとしてゐた。その仕事を彼女は氣に入つてゐた。
いづれ本人達の望みも確(たし)かめた上、妹娘のお鳥に娶合(めあは)せるか、それとも、一度は髮まで切りましたが從姉妹(いとこ)のお銀と一緒にして世帶を持たせるか——まア、そんなことは訊(き)かないで下さい。
『來(き)たら宜(よろ)しく被仰(おつしやつ)て下(くだ)さい、』と僕(ぼく)が眞實(ほんたう)にしないので娘(むすめ)は默(だま)つて唯(た)だ笑(わら)つて居(ゐ)た。お絹(きぬ)は此娘(このむすめ)と從姉妹(いとこどうし)なのである。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)