“被仰”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おっしゃ50.0%
おつしや13.2%
おっしゃる5.3%
おつしやい5.3%
あふせられ2.6%
おおせな2.6%
おおせられ2.6%
おっ2.6%
おっしゃら2.6%
おつしやつ2.6%
(他:4)10.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“被仰”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸11.3%
文学 > 中国文学 > 小説 物語4.7%
文学 > 日本文学 > 戯曲1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
母上おっかさん。貴女あなた何故なぜそんなことを急に被仰おっしゃるのです」と自分は思わず涙をんだ。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
「ええ。風変りでいらっしゃいました。……そして、なんでも『これはわしの趣味じゃ』と被仰おっしゃるのが口癖でございました」
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
『吉野さんとか被仰おつしやる、画をお描きになる……貴女にも盛岡でお目にかゝつたとか被仰おつしやつてで御座いますよ。』
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
『何も私なんかに被仰おつしやる事はなくてよ、小母さんの樣に立派な心掛を有つてる人は、神樣が助けて下さるわ。』
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
なに、出来ないと被仰おっしゃるるのか。
狂人日記 (新字新仮名) / 魯迅(著)
新「な、何を被仰おっしゃるので」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
『何がフムですか。昌作さんの歌を大変賞めてるから、行つて御礼を被仰おつしやいよ。』
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
『何がフムですか。昌作さんの歌を大變賞めてるから、行つて御禮を被仰おつしやいよ。』
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
又、大徳妙真寺長老不届也と武家より被仰あふせられ或は衣をはがれ、また被成御流候おながしになられさふらへば、口宣くせん一度に七八十枚もやぶれ候。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なつかしき男と被仰おおせなされ候
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ある日上様清八を召され、富士司のやまいはと被仰おおせられし時、すでに快癒ののちなりしかば、すきと全治ぜんじ、ただいまでは人をもねませぬと申し上げし所、清八の利口をやにくませ給いけん、それは一段、さらば人を把らせて見よと御意あり。
三右衛門の罪 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
名はお尋ね申したが、お目に掛れば分ると云て被仰おっしゃいません==どうも気味の悪い奴だとおもって、れから私はそっと覗いて見ると、何でもない、筑前の医学生で原田水山はらだすいざん、緒方の塾に一緒に居た親友だ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「そうですねえ……然し兵隊さんとどうとかいうようなことは被仰おっしゃらんほうがう御座いますよ」
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
たらよろしく被仰おつしやつください、』とぼく眞實ほんたうにしないのでむすめだまつてわらつてた。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
『まあ!』と心から驚いた樣な聲を出して、智惠子は涼しい眼をみはつた。『其麽事そんなこと被仰おつしやるるもんぢやないわ。』
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
それがしいかで罪なき者を害せんやとて、汝はさても好運の奴かな、但し一命を助くる代りに、暫く死人の態を装ひ此の場に於て首の真似を致し候へ、さあらば殺すに及ばざることなりと被仰おほせらるれば
さるにても籠城の折だにあらば又逢ふこともあらん、あはれ今一度寄手の来る時あれかしと願ひ候ことなりと被仰おほせられ
されば旁〻一閑斎に養育の恩を受けたりと被仰おほせられ
『これ若夫人わかふじんが』つてグリフォンは、『夫人ふじんがおまへ上話うへばなしきたいと被仰おツしやッてだ』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)