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此娘
ふりがな文庫
“此娘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
これ
54.2%
このこ
20.8%
このむすめ
16.7%
こいつ
4.2%
コレ
4.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ
(逆引き)
「どう致しまして、手前方こそ佐治さんにはいろ/\お世話樣になりまして、此間
此娘
(
これ
)
の病氣の時も一方ならぬ御厄介を掛けました」
続俳諧師:――文太郎の死――
(旧字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
此娘(これ)の例文をもっと
(13作品)
見る
このこ
(逆引き)
夜もすがら枕近くにありて
悄然
(
しよんぼり
)
とせし老人二人の
面
(
おも
)
やう、何處やら寢顏に似た處のあるやうなるは、
此娘
(
このこ
)
の若しも父母にては無きか
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
此娘(このこ)の例文をもっと
(5作品)
見る
このむすめ
(逆引き)
『
來
(
き
)
たら
宜
(
よろ
)
しく
被仰
(
おつしやつ
)
て
下
(
くだ
)
さい、』と
僕
(
ぼく
)
が
眞實
(
ほんたう
)
にしないので
娘
(
むすめ
)
は
默
(
だま
)
つて
唯
(
た
)
だ
笑
(
わら
)
つて
居
(
ゐ
)
た。お
絹
(
きぬ
)
は
此娘
(
このむすめ
)
と
從姉妹
(
いとこどうし
)
なのである。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
此娘(このむすめ)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
こいつ
(逆引き)
二人の
中
(
うち
)
でもフイフイっていうのは、まだ十七か八の
初々
(
ういうい
)
しい
聡明
(
りこう
)
そうな
瞳
(
め
)
をした、スンナリとした小娘でしたが、あっしに色目を使いはじめたのはドウヤラ
此娘
(
こいつ
)
の方が先だったらしいんです。
人間腸詰
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
此娘(こいつ)の例文をもっと
(1作品)
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コレ
(逆引き)
どう御思いになります? 私なんかあんまり放縦なしだらのないもんだと思ってますけど。近世文学なんて私大嫌です。だから
此娘
(
コレ
)
にもかぶれたりなんかしてはいけないって云って居るんです
千世子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
此娘(コレ)の例文をもっと
(1作品)
見る
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
娘
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
“此”で始まる語句
此方
此
此処
此家
此奴
此處
此間
此所
此頃
此様
“此娘”のふりがなが多い著者
樋口一葉
清水紫琴
三遊亭円朝
谷譲次
作者不詳
高浜虚子
林不忘
国木田独歩
薄田泣菫
長谷川時雨