“聡明”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうめい97.7%
りこう1.5%
クリア0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
迦羅奢は、常の聡明そうめいな自分にかえった。ふだんは、良人は気短で気のあらい人と考えていたのが、今はあべこべにあることに気づいた。
とにもかくにも、自分の歳のサバを読むような、生優しい女ではなく、冷酷で、押しが強くて聡明りこうで、強慾ごうよくで、高利貸に生れ付いたような、たくましい心の持主でした。
私は、先日あの青年たちが、我々の士官の一人に渡したという手紙の翻訳ほんやくを読んで、彼らの聡明クリア高尚ノーブルな人格にどれだけ感心したか分からない。彼らの熱烈な精神ソウルは私の心を打った。
船医の立場 (新字新仮名) / 菊池寛(著)