“口宣”の読み方と例文
読み方割合
くせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
口宣くせん」といつて、一巻の巻物のなかに、爵位が記してあり、そのおわりのほうには、多くの公卿の姓名が書きつらねてあつた。
又、大徳妙真寺長老不届也と武家より被仰あふせられ或は衣をはがれ、また被成御流候おながしになられさふらへば、口宣くせん一度に七八十枚もやぶれ候。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)