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口宣
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くせん
ふりがな文庫
“
口宣
(
くせん
)” の例文
「
口宣
(
くせん
)
」といつて、一巻の巻物のなかに、爵位が記してあり、そのおわりのほうには、多くの公卿の姓名が書きつらねてあつた。
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
又、大徳妙真寺長老不届也と武家より
被仰
(
あふせられ
)
或は衣をはがれ、また
被成御流候
(
おながしになられさふら
)
へば、
口宣
(
くせん
)
一度に七八十枚もやぶれ候。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“口宣”の解説
口宣(くぜん)とは、平安時代中期から用いられるようになった非公式な公文書書式で、天皇の勅旨を口頭で受けた蔵人所職事(職事蔵人・蔵人頭もしくは五位蔵人)がその内容を文書化して太政官上卿に伝える目的のために使われた。宣旨と共通する部分が多く、宣旨の一種・派生と捉えることもできるが、その書式に異なる部分がある。
(出典:Wikipedia)
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
宣
常用漢字
小6
部首:⼧
9画
“口”で始まる語句
口惜
口
口吻
口説
口髭
口籠
口許
口上
口調
口々