“從姉”の読み方と例文
新字:従姉
読み方割合
いとこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
從姉いとこのイライザ。でも多分あなたの持つてらつしやる分別は來年あたりは佛蘭西の尼寺の中にそのまゝ閉ぢ籠められてゐるのでせうね。
かういふ最初の記憶はウオタアヒアシンスの花の仄かに咲いた瀦水たまりみづそばをぶらつきながら、從姉いとことそのせなに負はれてゐた私と
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
「なあに、牛込の從姉いとこへやるつまらない手紙で、——勘定の方はあの人がお勝手を預かつて居ますから、月に二度ぐらゐは算盤そろばんを置く手傳ひをさせられます」