“瀦水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たまりみづ50.0%
ちょすい33.3%
いけみづ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かういふ最初の記憶はウオタアヒアシンスの花の仄かに咲いた瀦水（たまりみづ）の傍（そば）をぶらつきながら、從姉（いとこ）とその背（せな）に負はれてゐた私と
思ひ出：抒情小曲集 (旧字旧仮名) ／ 北原白秋(著)
川には流材多く危険にして、泥水と腐草とは舟を妨げる事ありしなり。然るに藻岩村に行くの道路に向うて僅に四五十間行くに、昨日迄の洪水は去れども、瀦水（ちょすい）は膝を浸す。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) ／ 関寛(著)
黒い冷たい林の中の瀦水（いけみづ）で、其処に風薫る夕まぐれ
ランボオ詩集 (新字旧仮名) ／ ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー(著)