“姉樣”のいろいろな読み方と例文
新字:姉様
読み方割合
あねさま33.3%
ねえさま25.0%
ねえさん25.0%
あねえさま8.3%
ねへさん8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何處どこ姉樣あねさまからお手紙てがみやうぞ、眞赤まつかうそをと我家わがや見返みかへられて、何事なにごと御存ごぞんじなしによいおかほをしてひまくださる勿躰もつたいなさ、あのやうなどく
うらむらさき (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
丁度自分が、お祖父樣ぢいさま父樣とうさま母樣かあさま姉樣ねえさま一所いつしよに、夕餐ゆうげ團欒まどゐ最中さなかに、此の聲が起るのだからたまらない。
水郷 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
「ハツハツヽヽヽヽ坊樣、此姉樣ねえさんが死ぬと言ひますが如何しましようか。——オイオイ約束の坊樣を連れて來たのだ、く見て呉れないか。」
少年の悲哀 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
姉樣あねえさまのくだすつた
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
あげます御草鞋おわらぢは其處へと彼是爲る中に彼男は姉樣ねへさん又御世話に成ますとも心安きていいふ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)