“團欒”のいろいろな読み方と例文
新字:団欒
読み方割合
だんらん33.3%
まとゐ33.3%
まどゐ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私達は別に何の仕事も計畫せず、樂しい家庭の團欒だんらんにその週を送つた。
たけなはになつた頃、ふと下島が其席へ來合せた。めつたに來ぬ人なので、伊織は金の催促に來たのではないかと、先づ不快に思つた。しかし金を借りた義理があるので、杯をさして團欒まとゐに入れた。
ぢいさんばあさん (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
丁度自分が、お祖父樣ぢいさま父樣とうさま母樣かあさま姉樣ねえさま一所いつしよに、夕餐ゆうげ團欒まどゐ最中さなかに、此の聲が起るのだからたまらない。
水郷 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)