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團栗眼
ふりがな文庫
“團栗眼”の読み方と例文
新字:
団栗眼
読み方
割合
どんぐりまなこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんぐりまなこ
(逆引き)
蟾蜍
(
ひきがへる
)
に向つて、美とは何ぞやと尋ねて見よ。蟾蜍は答へるに違ひない。美とは、小さい頭から突出た大きな二つの
團栗眼
(
どんぐりまなこ
)
と、廣い平べつたい口と、黄色い腹と褐色の背中とを
環礁:――ミクロネシヤ巡島記抄――
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
唐棧
(
たうざん
)
を狹く着て、水髮の
刷毛
(
はけ
)
先を左に曲げた、人並の風俗はして居りますが、長い鼻、
團栗眼
(
どんぐりまなこ
)
、間伸びのした
臺詞
(
せりふ
)
、何となく
犢鼻褌
(
ふんどし
)
が嫌ひといつた人柄に見えるから不思議です。
銭形平次捕物控:022 名馬罪あり
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
……
石頭
(
いしあたま
)
に
角
(
かど
)
のある、
大出額
(
おほおでこ
)
で、
口
(
くち
)
を
逆
(
さかさ
)
のへの
字
(
じ
)
に、
饒舌
(
おしやべり
)
をムツと
揉堪
(
もみこた
)
へ、
横撫
(
よこな
)
でが
癖
(
くせ
)
の
鼻頭
(
はなさき
)
をひこつかせて、こいつ、
日暮里
(
につぽり
)
の
煙
(
けむり
)
より、
何處
(
どこ
)
かの
鰻
(
うなぎ
)
を
嗅
(
か
)
ぎさうな、
團栗眼
(
どんぐりまなこ
)
がキヨロリと
光
(
ひか
)
つて
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
團栗眼(どんぐりまなこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
團
部首:⼞
14画
栗
漢検準1級
部首:⽊
10画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
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