“臺詞”のいろいろな読み方と例文
新字:台詞
読み方割合
せりふ92.9%
ぜりふ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝早く清月に行つてみのるが一人で臺詞せりふをやつてる時などに、濡れた外套を着た酒井が頸元えりもとの寒そうな風をして入つて來る事もあつた。
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)
疲れ? へツ、そんな氣取つた臺詞せりふは、あつしの書き拔きにはありませんよ、去年の流行感冒はやりかぜにやられた時、葛根湯かつこんたうを一升五合ばかり飮んで、布團を
サア夫はのつめ臺詞ぜりふ忠兵衞今は詮方せんかたなければ左樣御座らば此由を若旦那へ一おう話してと云ども主個あるじは更にきかず何の息子せがれに話すに及ばう如何いかに戀慕こひしたふ美人でも覆轉ひつくりかへつてあわ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)