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ぜりふ
ふりがな文庫
“ぜりふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
科白
46.2%
台詞
19.2%
台辞
15.4%
白
3.8%
科
3.8%
臺詞
3.8%
臺辭
3.8%
辞
3.8%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
科白
(逆引き)
すると、街の噂では、そのときの父の処置に、高毬がたいそう父へ怨みをふくみ、いつかはこの仕返しをするぞと、捨て
科白
(
ぜりふ
)
を吐いていったとか。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぜりふ(科白)の例文をもっと
(12作品)
見る
台詞
(逆引き)
青年たちが省線で帰るにつけて、ふと思いついたふうにも見えたが、庸三もいつもの気持で送り出しもしなかったし、葉子も何か
棄
(
す
)
て
台詞
(
ぜりふ
)
めいた言葉を
遺
(
のこ
)
して出て行った。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ぜりふ(台詞)の例文をもっと
(5作品)
見る
台辞
(逆引き)
それからまたあの前日の会見の
捨
(
す
)
て
台辞
(
ぜりふ
)
といい、半次の日常生活といい、十六貫もあろうというお千の身体を大木に吊り下げたといい、半次を真犯人と断定する材料は決して少くなかった。
棺桶の花嫁
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ぜりふ(台辞)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
白
(逆引き)
庸三は二度と彼女を見舞わない腹で、
棄
(
す
)
て
白
(
ぜりふ
)
をのこして病室を出た。彼は手術当時の彼女の態度にすっかり
厭気
(
いやけ
)
が差していた。彼女を憎んでもいた。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ぜりふ(白)の例文をもっと
(1作品)
見る
科
(逆引き)
「こんなところに用はない。柳沢さんのところに早くゆこう」と、
棄
(
す
)
て
科
(
ぜりふ
)
をいって裏口から出ていった。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
ぜりふ(科)の例文をもっと
(1作品)
見る
臺詞
(逆引き)
サア夫はの
詰
(
つめ
)
臺詞
(
ぜりふ
)
忠兵衞今は
詮方
(
せんかた
)
無
(
なけ
)
れば左樣御座らば此由を若旦那へ一
應
(
おう
)
話してと云ども
主個
(
あるじ
)
は更に
肯
(
きか
)
ず何の
息子
(
せがれ
)
に話すに及ばう
如何
(
いかに
)
戀慕
(
こひした
)
ふ美人でも
覆轉
(
ひつくりかへ
)
つて
泡
(
あわ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ぜりふ(臺詞)の例文をもっと
(1作品)
見る
臺辭
(逆引き)
何故々々
(
なぜ/″\
)
何故
(
なぜ
)
でも
振
(
ふ
)
られる
理由
(
わけ
)
が
有
(
あ
)
るのだもの、と
顏
(
かほ
)
を
少
(
すこ
)
し
染
(
そ
)
めて
笑
(
わら
)
ひながら、
夫
(
そ
)
れじやあ
己
(
お
)
れも一
廻
(
まわ
)
りして
來
(
こ
)
ようや、
又
(
また
)
後
(
のち
)
に
來
(
く
)
るよと
捨
(
す
)
て
臺辭
(
ぜりふ
)
して
門
(
かど
)
に
出
(
で
)
て、十六七の
頃
(
ころ
)
までは
蝶
(
てふ
)
よ
花
(
はな
)
よと
育
(
そだ
)
てられ
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ぜりふ(臺辭)の例文をもっと
(1作品)
見る
辞
(逆引き)
「あなた、私は身体が悪いんですから、もうお帰んなさいッ」そんな棄て
辞
(
ぜりふ
)
をいっておいて、ついと先に立って駆けていった。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
ぜりふ(辞)の例文をもっと
(1作品)
見る
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