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台辞
ふりがな文庫
“台辞”のいろいろな読み方と例文
旧字:
臺辭
読み方
割合
せりふ
89.2%
ぜりふ
10.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せりふ
(逆引き)
彼は
両眼
(
りょうがん
)
をカッと見開き、この一見意味のない
台辞
(
せりふ
)
を
嘔
(
は
)
きちらしていたが
軈
(
やが
)
てブルブルと
身震
(
みぶる
)
いをすると、パッと身を
飜
(
ひるがえ
)
して駈け出した。
西湖の屍人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「すっかりうまくいったわ。」ただ一つ彼女は、他人の
台辞
(
せりふ
)
はもっと削ってもらいたく、自分のは削らないようにしてほしいだけだった。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
台辞(せりふ)の例文をもっと
(33作品)
見る
ぜりふ
(逆引き)
ところで、何でも、その桜の枝と、瓢箪が、幇間の手に渡るのをきっかけに、おのおの
賑
(
にぎ
)
やかなすて
台辞
(
ぜりふ
)
で、しも手ですか、向って右へ入ると、満場ただ祇園の桜。
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それからまたあの前日の会見の
捨
(
す
)
て
台辞
(
ぜりふ
)
といい、半次の日常生活といい、十六貫もあろうというお千の身体を大木に吊り下げたといい、半次を真犯人と断定する材料は決して少くなかった。
棺桶の花嫁
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
台辞(ぜりふ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“台辞”の意味
《名詞》
台辞(だいじ)
科白。台詞。
(出典:Wiktionary)
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
辞
常用漢字
小4
部首:⾟
13画
“台”で始まる語句
台
台詞
台所
台湾
台風
台場
台命
台盤所
台石
台尻
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