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台場
ふりがな文庫
“台場”の読み方と例文
読み方
割合
だいば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だいば
(逆引き)
海辺には松も何も生えて居ません。
大津
(
おほつ
)
の崎が
淡路
(
あはぢ
)
とすれすれになつて見える遠い景色を
好
(
い
)
いと見て居るだけの所です。旅館の建ち並んだ
後
(
うしろ
)
に昔のお
台場
(
だいば
)
があります。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
最早、天地、
処
(
ところ
)
を
隔
(
へだ
)
つたやうだから、其のまゝ、
銃孔
(
じゅうこう
)
を高くキラリと
揺
(
ゆ
)
り上げた、星
一
(
ひと
)
ツ寒く輝く下に、
路
(
みち
)
も迷はず、
夜
(
よる
)
になり行く
狭霧
(
さぎり
)
の中を、
台場
(
だいば
)
に抜けると
点燈頃
(
ひともしごろ
)
。
二世の契
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
両艇は、ほとんど同じ距離をたもちながら、
月島
(
つきしま
)
をはなれ、お
台場
(
だいば
)
に近づき、またたくまに、そのお台場もうしろに見て、洋々たる東京湾の中心にむかって
疾駆
(
しっく
)
しています。
青銅の魔人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
台場(だいば)の例文をもっと
(12作品)
見る
“台場”の解説
台場(だいば)とは、幕末に設置された砲台で、要塞の一種である。日本各地に築かれた。
当初は幕府や各藩において異国船の打払いを企図したものが多く海岸や河岸に築かれるものが多かった。しかし、幕末から明治にかけて起こった戊辰戦争や箱館戦争や西南戦争においては、堡塁や塹壕、胸壁などの野戦築城の数々も台場と呼ばれるようになった。これらは海岸線に限らず、峠・高台・交通の要衝に築かれる事が多々あった。
(出典:Wikipedia)
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“台場”で始まる語句
台場銭
検索の候補
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“台場”のふりがなが多い著者
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岡本綺堂