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狭霧
ふりがな文庫
“狭霧”の読み方と例文
旧字:
狹霧
読み方
割合
さぎり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さぎり
(逆引き)
志保は庭へおりて菊を
剪
(
き
)
っていた。いつまでも
狭霧
(
さぎり
)
の
霽
(
は
)
れぬ朝で、道をゆく馬の
蹄
(
ひづめ
)
の音は聞えながら、人も馬もおぼろにしか見えない。
菊屋敷
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
荷馬橇の馬は、
狭霧
(
さぎり
)
の様な
呼気
(
いき
)
を被つて氷の玉を聯ねた
鬣
(
たてがみ
)
を、寒い光に波打たせながら、風に鳴る鞭を
喰
(
くら
)
つて勢ひよく駈けて居た。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
山の朝まだきは、
狭霧
(
さぎり
)
が多いので、敵はワラ人形と知らず、射浴びせてくる。——これでどれほど矢ダネを稼いだかしれないのである。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
狭霧(さぎり)の例文をもっと
(44作品)
見る
“狭霧(狭霧(駆逐艦))”の解説
狭霧(さぎり)は、大日本帝国海軍の駆逐艦。
(出典:Wikipedia)
狭
常用漢字
中学
部首:⽝
9画
霧
常用漢字
中学
部首:⾬
19画
“狭霧”の類義語
霧
迷霧
煙霧
“狭霧”で始まる語句
狭霧罩
検索の候補
狭霧罩
“狭霧”のふりがなが多い著者
橘外男
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