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狹霧
ふりがな文庫
“狹霧”の読み方と例文
新字:
狭霧
読み方
割合
さぎり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さぎり
(逆引き)
荷馬橇の馬は、
狹霧
(
さぎり
)
の樣な
呼氣
(
いき
)
を
被
(
かぶ
)
つて氷の玉を聨ねた
鬣
(
たてがみ
)
を、寒い光に波打たせながら、風に鳴る鞭を喰つて勢ひよく駈けて居た。
菊池君
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
四人の帰化入籍、遺言書の作成と続いて、算哲の自殺に逢着すると、突如
腥
(
なまぐさ
)
い
狹霧
(
さぎり
)
のような空気が漲りはじめた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
この神、
若晝女
(
わかひるめ
)
の神に娶ひて生みませる子、天の
日腹大科度美
(
ひばらおほしなどみ
)
の神。この神、天の
狹霧
(
さぎり
)
の神の女
遠津待根
(
とほつまちね
)
の神に娶ひて生みませる子、
遠津山岬多良斯
(
とほつやまざきたらし
)
の神。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
狹霧(さぎり)の例文をもっと
(11作品)
見る
狹
部首:⽝
10画
霧
常用漢字
中学
部首:⾬
19画
“狹”で始まる語句
狹
狹苦
狹間
狹衣
狹田
狹衣子
狹隘
狹土
狹城
狹山
“狹霧”のふりがなが多い著者
太安万侶
稗田阿礼
蒲原有明
小栗虫太郎
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
上田敏
北原白秋
石川啄木
泉鏡花