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台尻
ふりがな文庫
“台尻”の読み方と例文
読み方
割合
だいじり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だいじり
(逆引き)
二人の壮士は
面
(
かお
)
を見合せました。それは彼等を気にさせるのも道理で、その物音は能登守が鉄砲の
台尻
(
だいじり
)
を板の間に軽く落した物音でありました。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
毛皮を頭からかぶった
真先
(
まっさき
)
にとんできた人間が、銃の
台尻
(
だいじり
)
で熊の尻ぺたをひっぱたいて、嬉しそうに叫んだ。その声は、丁坊をたいそうおどろかせた。
大空魔艦
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
彼らは叫びながら、胸を垣のように連ねて機械の間を押して来た。場内の工人たちは押し出された。印度人の警官隊は、銃の
台尻
(
だいじり
)
を振り上げて押し返した。
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
台尻(だいじり)の例文をもっと
(6作品)
見る
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
尻
常用漢字
中学
部首:⼫
5画
“台”で始まる語句
台
台詞
台所
台辞
台湾
台風
台場
台命
台盤所
台石
“台尻”のふりがなが多い著者
ワシントン・アーヴィング
宮原晃一郎
中里介山
横光利一
海野十三
泉鏡花