“台湾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいわん84.6%
あち3.8%
あちら3.8%
ここ3.8%
ふおるもさ3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
台湾たいわんの中央山脈を測量した時などは、蛮人百二十名巡査十五名を従え軍隊組織で行列二里にわたり、四日間の露営をしたそうであるが
地図をながめて (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
台湾あちでは、チトチトやってもよく効くのを、おばアさん一時いっときに飲んだでナア、いや、別に、悪いもんでも、叱られるよな薬でもないが、チト強いでナア。虎の血と、蛇と——もひとつ……」
武男さんはもう台湾あちらに着いて、きっといろいろこっちを
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
台湾ここでもそれをやればいいじゃないか。
台湾の民芸について (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
荒神まつりの文句じゃねえかともかんげえてみましたがそうでもないらしんで……ズットあとになって聞いてみましたら「日本じゃぱん専売局がばめん台湾ふおるもさ烏龍茶ううろんち一杯わんかぷ十銭てんせんすイラハイかむいんイラハイかむいん」てんですから禁厭まじないにも薬にもなれあしません。
人間腸詰 (新字新仮名) / 夢野久作(著)