『台湾の民芸について（たいわんのみんげいについて）』

とにかくえらい力だね。仮りにこんな家にわれわれに住めといわれても、とても住めないね。これを住みこなすのは大変な力だ。生活の中にこれだけの夢を現わすことはたいしたものだ。 （特にそのうちの数枚を指して）これなぞはことに面白いね。これは制限され …

著者	柳宗悦
ジャンル	芸術・美術 > 工芸 > 工芸
初出	上「民俗台湾　第二十三号」1943（昭和18）年5月 下「民俗台湾　第二十四号」1943（昭和18）年6月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約20分（500文字/分）
朗読目安時間	約34分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

易（うま） 草鞋（スリッパー） 透（すきとお） 下手（げて） 藺（りん） 巷（こう） 清（しん） 楊桃（ようとう） 台湾（ここ） 優（すぐ） 弾（はじ） 苧麻（ちょま） 原（もと） 刺竹（しちく） 万暦（まんれき） 芭蕉（ばしょう） 盛籃（もりかご） 膨（ふく） 風情（ふぜい） 肘木（ひじき） 骨董（こっとう） 羅東（らとう） 籾庫（もみぐら） 籐製（とうせい） 籐（とう） 籃蒸（ナンスーン） 箸立（はした） 竹筏（たけいかだ） 竈（かまど） 窯業（ようぎょう） 窯（かま） 逞（たくま） 要諦（ようてい） 輻輳（ふくそう） 遥（はる） 較（くら） 蹴毬（けまり） 貰（もら） 識（し） 詳（くわ） 避（よ） 頓（とみ） 衣物（きもの） 蛇皮（じゃび） 高雄（たかお） 蓮（はす） 蓑虫（みのむし） 蒐（あつ） 菓物（くだもの） 隍廟（こうびょう） 叢生（そうせい） 御物（ぎょぶつ） 広東（カントン） 帯鉤（たいこう） 布鞋（ぬのぐつ） 対蹠（たいしょ） 寒渓（かんけい） 宜蘭（ぎらん） 天啓（てんけい） 填（う） 悉知（しっち） 叢（くさむら） 厨子（ずし） 北京（ペキン） 勿体（もったい） 凄（すご） 何人（なんぴと） 住居（すまい） 他所（よそ） 不遜（ふそん） 楹籃（えいらん） 理蕃（りばん） 独逸（ドイツ） 牌（はい） 煙草（たばこ） 煙管（きせる） 煉瓦（れんが） 浮彫（うきぼり） 泥藍（どろあい） 歪（ゆが） 甃石（しきいし） 楊琴（ようきん） 椅子（いす） 旨（うま） 旅嚢（りょのう） 方（かた） 文筥（ふばこ） 招聘（しょうへい） 担麺（ターミー） 折鞄（おりかばん）