“窯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かま70.5%
かまど20.5%
がま6.8%
2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「土も同じ、薬も同じ、おそらくかまも同じ一つ窯であろうが、にかかわらず、焼き色、仕上がりに、できふできのあるは不思議だな」
厨のかまどの下には、どかどかとまきがくべられていた。こんなに景気よく窯に薪の焚かれたためしは、劉備が少年の頃から覚えのないことであった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山の傾斜面を利用して少くも十五、六、多くて二十四、五の室を有ったのぼがまを建てる。特に豪奢ごうしゃなのはその屋根である。瓦がお手のものだからである。
雲石紀行 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
(瓦くとこ見てもいゝ?)
春と修羅 第二集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)