雲石紀行うんせききこう
四年ほど前津和野を訪ねたことがある。なまこ塀の武士屋敷が両側にならんでいる。古格をこれだけよく保った町も珍しい。私はまた美しいこの通りを見たいと思った。だが山間の孤立したこんな町が、どんな運命をもつか。過去の町として見れば美しい、だが来るべ …
作品に特徴的な語句
ただち おろか 一途いっと がま いん 宝珠ほうしゅ べい かなめ はるか うわぐすり 石見いわみ わん かま 緻密ちみつ 織部おりべ 美濃みの 石州せきしゅう 耀変ようへん 肝心かんじん 肩附かたつき 益田ますだ 能義のぎ 莫大ばくだい 豪奢ごうしゃ 飴薬あめぐすり 雲州うんしゅう 雪舟せっしゅう 鉄釉てつぐすり はる みち 赤瓦あかがわら 賜物たまもの はだ 谿谷けいこく まい のぞ 袖師そでし ふた 萎縮いしゅく よみがえ 茶筌ちゃせん 厖大ぼうだい 大甕おおがめ つぼ ほこり 土鍋どなべ 土瓶どびん 土焼どやき 因幡いなば 大社たいしゃ 剛直ごうちょく 利休りきゅう わか 信楽しがらき 伯耆ほうき 了得りょうとく 亀甲きっこう 捏鉢こねばち 画筆えふで 片口かたくち 湯呑ゆのみ 油屋あぶらや 江津ごうつ 母里もり 楽山らくざん のぼ ひろ つたな えら もだ 怜悧れいり 安来やすぎ 天目てんもく