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鉄釉
ふりがな文庫
“鉄釉”の読み方と例文
読み方
割合
てつぐすり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てつぐすり
(逆引き)
鉄釉
(
てつぐすり
)
一色で模様も何もありませんが、この
釉薬
(
くすり
)
が火加減で「
天目
(
てんもく
)
」ともなり「
飴
(
あめ
)
」ともなり「
柿
(
かき
)
」ともなり時としては「
青磁
(
せいじ
)
」ともなります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
米沢から遠くない所に
成島
(
なるしま
)
と呼ぶ窯場があります。
鉄釉
(
てつぐすり
)
の飴色や
海鼠
(
なまこ
)
色で鉢だとか片口だとか
甕
(
かめ
)
だとかを焼きます。仕事はまだ
害
(
そこな
)
われてはおりません。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
しっかりした感じでは出色の窯だといっていい。
鉄釉
(
てつぐすり
)
に
海鼠
(
なまこ
)
の色が流れ出たものは多彩で特に
見堪
(
みごた
)
えがする。昔は陸前のみならず陸中の南部にもこの水甕は行き渡った。
現在の日本民窯
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
鉄釉(てつぐすり)の例文をもっと
(3作品)
見る
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
釉
漢検1級
部首:⾤
12画
“鉄”で始まる語句
鉄
鉄瓶
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鉄柵