“肝心”の読み方と例文
読み方割合
かんじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は肝心の自分というものを問題の中から引き抜いてしまいました。そうしてお嬢さんの結婚について、奥さんの意中を探ったのです。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
味方の行動を掩蔽するために煤煙の障屏を使用しようとしたのが肝心の時に風が変って非常の違算を来たしたという事である。
戦争と気象学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
……航路も、おなじやうに難儀であつた。もしこれをにしようか。約六十里つてい。肝心は、路銀高値い。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)