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『戦争と気象学』
ふりがな文庫
『
戦争と気象学
(
せんそうときしょうがく
)
』
ユーゴーは『哀史』の一節にウォータールーの戦いを叙してこう云っている。「もし一八一五年六月十七日の晩に雨が降らなかったら、ヨーロッパの未来は変っただろう」と。雨が降って地面が柔らかくなり、ナポレオンが力と頼む砲兵の活動に不便なために戦闘開始 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「理科教育 臨時増刊号 戦争と科学」」1918(大正7)年12月10日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
障屏
(
しょうへい
)
元軍
(
げんぐん
)
力瘤
(
ちからこぶ
)
却
(
かえ
)
寡聞
(
かぶん
)
尤
(
もっと
)
彼
(
か
)
我邦
(
わがくに
)
拠
(
よ
)
掩蔽
(
えんぺい
)
暇
(
いとま
)
独探
(
どくたん
)
肝心
(
かんじん
)
胸裡
(
きょうり
)
蒙
(
こうむ
)
迂愚
(
うぐ
)