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力瘤
ふりがな文庫
“力瘤”の読み方と例文
読み方
割合
ちからこぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちからこぶ
(逆引き)
「お前はまた、何んの引つ掛りで、お糸坊とやらに
力瘤
(
ちからこぶ
)
を入れるんだ。向柳原から神樂坂ぢや、唯の知合ひにしては遠過ぎやしないか」
銭形平次捕物控:289 美しき人質
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
そうかと言って、ここからでは弥次も飛ばせず、退屈まぎれに事のなりゆきを遠目に眺め渡して、むだな
力瘤
(
ちからこぶ
)
を入れるばかりです。
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
うん、田口
卯吉
(
うきち
)
というのだ。あれなんぞが友達だったのだ。旧思想の破壊というような事に、恐ろしく
力瘤
(
ちからこぶ
)
を入れていたのだな。
里芋の芽と不動の目
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
力瘤(ちからこぶ)の例文をもっと
(75作品)
見る
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
瘤
漢検1級
部首:⽧
15画
“力”で始まる語句
力
力業
力強
力量
力者
力士
力味
力餅
力任
力足
“力瘤”のふりがなが多い著者
中里介山
徳田秋声
二葉亭四迷
小林多喜二
井上円了
佐々木邦
作者不詳
谷崎潤一郎
内田魯庵
幸田露伴