“かんじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カンジン
語句割合
肝腎66.2%
肝心20.0%
勧進4.1%
奸人1.8%
閑人1.8%
肝甚0.9%
間人0.9%
漢人0.6%
肝要0.6%
宦人0.3%
勧請0.3%
噉尽0.3%
大事0.3%
官人0.3%
寛仁0.3%
康津0.3%
緊要0.3%
肝賢0.3%
陥人0.3%
韓人0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どっこい、まだ顎なんか撫でるには早いよ。肝腎の小僧に逢わずに来たのは大きな手落ちだ。八丁堀なんか、明日でもよかったんだ」
味方の行動を掩蔽するために煤煙の障屏を使用しようとしたのが肝心の時に風が変って非常の違算を来たしたという事である。
戦争と気象学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「さんれもの旦那衆にさように勧進を申し上げて御用をつとめまいらせ候、今法界坊とは、やつがれのことに御座あり候」
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
けれども毒飼は最もケチビンタな、ッたかりの、クスブリ魂の、きたない奸人小人妬婦悪婦の為すことで、人間の考え出したことの中で最も醜悪卑劣の事である。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
……その貴重なるものへ、山荘の一閑人が、鞍をかけて、悠々、労さず道をあるくとはまことに、申しわけないことだ。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
形容沢山のお祝の言葉が、主人熊谷三郎兵衛に捧げられるのですが、肝甚の三郎兵衛はそれどころでは無いらしく、来賓の祝辞を空耳に走らせて、秘書の本田大助を呼んで
笑う悪魔 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
換言すれば余裕がある人でなければ出来ない趣味である。間人が買物に出ると途中で引かかる。
高浜虚子著『鶏頭』序 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
錦著てうたへる顔のほのぐらし胡弓を摺るは師父の漢人
今度は他の者は皆揃ったが肝要の王様が居ない。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
最後となっては、劉禅の親政と、宦人黄皓の専横などが、いよいよ衰兆に拍車をかけていた。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
といわぬばかりに擡頭してきた一勢力がある。宦人黄皓を中心とする者どもである。皓は日頃から帝の寵愛を鼻にかけていたが、政治に容喙し始めたのは、このときからである。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
きょうは正月の十日で、金比羅まいりの当日、名代の京極金比羅、虎の御門そとの京極能登守の上屋敷へ讃岐から勧請した金比羅さまがたいへんに繁昌する。
吒吉尼天は魔だ、だ、魔でない、でない。吒吉尼天だ。人心を噉尽するものだ。心垢を噉尽するものだ。政元はどういう修法をしたか、どういう境地にいたか、更に分らぬ。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
端艇競漕本職だから流行るのも無理いが、大事端艇つた大颶風めに大半紛失してしまつたので、つてるのは「ギク」一、「カツター」二で、餘程不揃なので
段〻と左へ燈光を移すと、大中小それぞれの民家があり、老人や若いものや、蔬菜っているものもあれば、を張らせて威張って馬にっている官人のようなものもあり
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
とまれその方が、わが寛仁に甘え、すこしも改悛の色なく、将軍の寵にるさる人物とこころをせ、二奸一体となって、不逞みをつづけ参ったことはいいのがれあるまいが
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(ロ)主な製産地たる康津郡は、一大窯業地であって、当時は非常に数多くできた品なのです。(ハ)大部分が実用品であって、単なる装飾物に作られたものはほとんどありません。
民芸とは何か (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
気が利けば気が利くほど与次郎に遠ざかり、緊要な泣かせ場の哀れげのなくなるに心附かぬは、驚き入つたものなり。
両座の「山門」評 (新字旧仮名) / 三木竹二(著)
えがあるなれど一々申さねばおりになるまじ、お身寄便りのなきおさまのじて、へが肝賢のものなるにはヾさまなどは白糸にもまりやすければ
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
陥人、今よりち満ち、迷魂の陣、れより打開す。双明焼毀し、九幽の獄に押赴す。
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
『日本紀』の崇神垂仁の御朝の記事などに、韓人に命じて某々の池を築かしめられたことが見える。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)