“でいじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大事50.0%
大切50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八「此の野郎呆れた野郎だ、己が身体利かねえようにして、己が荷物から脇差から大事でいじな書付まで盗みやがった、盗賊どろぼう々々、此の野郎々々」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ハア段々お寒くなりやんすからお体を大事でいじにしてくだせい、わしい立派になるまでお達者でいておくんなさいよ、左様なら
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
藤「なアにそんな事はねえ、貴方あんたは始めてのことだから親父さまがくよりけえって大事でいじにするだんべいよ」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
母「困るなア、子供だア、母様塩梅あんべえわりいだから、薬大事でいじだからてえかんげえもなえで」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
わりい跡はいだアから貴方あんたも気を落さずに身体を大切でいじにして下せえまし、何事も子供と年寄に免じて勘忍しておくんなさいよ
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
婆「おらけえるからおめえ大切でいじにおしなせえよ」